受講概要
1. 異常検知・予知保全の基礎
• 故障検知と予知保全
• Condition Based Maintenance
• センサデータから何が分かるか
• 正常/異常データの特徴
2. 音響・振動信号の処理
• 時間領域解析
• FFTと周波数解析
• スペクトログラム
• STFT
• Wavelet
• 雑音低減と前処理
• 異常を捉える特徴量
3. 機械学習による異常検知
• PCA
• SVM
• One-Class SVM
• Isolation Forest
• 正常データを
中心とした異常検知
4. 深層学習による異常検知
• CNN
• Autoencoder
• LSTM
• Transformer
• Anomaly Scoreの考え方
• 少量の異常データに
どう対応するか
5. 画像・音・振動を統合する マルチモーダルAI
• センサフュージョンとは
• Early Fusion / Late Fusion
• 音響+振動
• 画像+音響
• 複数センサを使うメリット
• 単一センサでは検出できない
異常への対応
6. 実際の設備診断への適用
• モータ
• ポンプ
• ファン
• ベアリング
• 配管
• 生産設備
• データ収集時の注意点
• AIモデルの評価方法
• 誤検知をどう減らすか
7.これからの異常検知
• Explainable AI
• Foundation Model
• マルチモーダルAI
• Digital Twinとの融合
• 少量データ環境におけるAI
• 実設備導入へのロードマップ
8. まとめ
• 質疑応答
このセミナーで解決できる課題
- 設備の異常データがほとんど集まらず、教師あり学習による異常検知モデルを作れない
- 振動や音響の生データから、異常の兆候を捉える有効な特徴量をどう抽出すべきか判断できない
- AI異常検知を試験導入しても誤検知が多く、現場の保全担当者に運用してもらえない
こんな方におすすめ
- モータやポンプなど回転機器の保全・状態監視を担当する技術者
- 生産設備へのIoTセンサ導入とデータ活用を進める生産技術部門の担当者
- 振動・音響データの解析にAIを応用したいデータ解析担当者や研究者
よくある質問
- 機械学習や信号処理の予備知識がなくても受講できますか?
- 予備知識は特に必要ないとされています。FFTやスペクトログラムなどの信号処理による特徴抽出から、機械学習・深層学習による異常検知まで順を追って解説する構成のため、これからAIによる設備診断に取り組む方も内容を追いやすいと考えられます。
- 異常データが少ない設備でもAIによる異常検知は扱われますか?
- 扱われます。正常データを中心にした異常検知の考え方や、少量データ環境でのモデル構築、誤検知を減らすための工夫、評価方法について解説します。実際の設備診断で異常データを十分に集められないという課題を前提にした内容です。
- 受講形式とアーカイブ視聴について教えてください。
- Zoomを利用したWEB受講のみのセミナーです。当日のライブ配信に加えてアーカイブ配信があり、7日間は何度でも視聴できるとされています。当日は10:00から16:00までの開催です。
受講形式
WEB受講のみ
※本セミナーは、Zoomシステムを利用したオンライン配信となります。
オンラインでご参加の方は、事前にこちらでZoomの接続環境をご確認ください。
スムーズな受講のため、カメラ・マイク・スピーカーの動作をご確認ください。
受講対象
設備保全、生産技術、品質管理、機械、電気、
センサ、IoT、AI・データ解析等に携わる技術者・研究者
予備知識
特に必要ありません。
習得知識
1)FFT・スペクトログラム・STFT・Waveletなど、音響・振動データの信号処理と特徴抽出
2)PCA・SVM・Isolation Forestなど、機械学習による異常検知手法と使い分け
3)Autoencoder・CNN・LSTM・Transformerを活用した深層学習による異常検知
4)音響・振動・画像を組み合わせたセンサフュージョン/マルチモーダルAIの活用方法
5)異常データが少ない環境でのモデル構築、誤検知低減、評価方法と実設備への導入ポイント など
講師の言葉
製造設備や機械システムの異常検知・予知保全では、振動だけでなく、音響、画像、温度、電流等、多様なセンサ情報を利用できるようになっています。
本セミナーでは、信号処理による特徴抽出から機械学習・深層学習による異常検知までを体系的に解説し、さらに複数のセンサ情報を統合するセンサフュージョン、マルチモーダルAIへと発展させます。
「正常データしか十分に得られない」「異常データが少ない」という実際の設備診断で生じる問題についても取り上げます。
特に、実際の設備診断では「異常データを十分に集められない」ことが、AI活用を進めるうえで大きな課題となります。正常データを中心とした異常検知や少量データへの対応、誤検知を減らすための考え方についても解説します。さらに、音響・振動・画像など複数の情報を組み合わせ、単一のセンサでは捉えにくい異常を検知するためのアプローチまで取り上げ、AIを実際の設備診断・予知保全へ活用するためのポイントを学んでいただきます。