電子機器・部品・材料の腐食・劣化評価と防止・対策技術
~トラブル事例から学ぶ電子機器の腐食・劣化メカニズム~

【会場/WEB選択可】WEB受講の場合のみ,ライブ配信/アーカイブ配信(7日間、何度でも視聴可)

材料と環境に起因する腐食・劣化トラブルを防ぐための

電子機器・部品の腐食・劣化は、使用する材料だけでなく、温湿度、温度変化、結露などの使用環境や異種材料の組み合わせによって発生形態が大きく異なります。車載機器などの厳しい環境下で使用される電子機器・部品を対象に、金属・高分子材料の腐食・劣化メカニズムから、加速劣化試験、評価手法、防食・劣化対策までを体系的に解説。実際のトラブル事例を通して、不具合原因を見極め、再発防止・未然防止につなげる実践的な着眼点を習得します。

セミナー申し込み
開催日 2026年12月15日(火)
開催時間 10:00 〜 16:00
会場
受講料 1名:49,500円
同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合
1名:44,000円
※消費税率10%込 ※WEB受講の場合、別途テキストの送付先1件につき、配送料1,210円(内税)を頂戴します。
テキスト 製本資料

講師紹介

東京電力ホールディングス株式会社 <br>
経営技術戦略研究所 材料技術領域リーダー 兼<br>
技術開発部 材料・化学エリア テクニカルマネージャー<br>
龍岡 照久 先生

スペシャリスト(構造物の大気腐食モニタリング技術)

略歴

a) 1996年/早稲田大学大学院 理工学研究科 材料工学専攻 修士 卒業(材料プロセス工学 伊藤公久研究室 所属)

b) 1996年/東京電力入社(変電所工事,保守,運転制御に従事)

c) 2002年/現 経営技術戦略研究所 技術開発部 材料・化学エリア 所属

d) 2004年~2006年/米国 ゼネラルエレクトリック グローバルリサーチ 駐在(スキャニングケルビンプローブを用いた大気腐食評価研究)

e) 2009年~2010年/仏国 フランス電力 材料経年化研究所 派遣(制御ケーブル経年劣化評価研究)

g) マネージャ,テクニカルマネージャーを経て,現在,スペシャリスト「大気腐食モニタリング技術」として,大気腐食評価,電気・電子部品腐食対策,ポリマー複合がいし絶縁破壊評価,高分子材料劣化評価,3Dプリンタリバースエンジニアリング,洋上風力発電設備設計等の研究に従事

著作

電気・電子部品の腐食防食Q&A,腐食防食学会,共著

塗装技術協会別冊号

所属学会・協会 等

主に腐食防食学会,電気学会,CIGRE(国際大電力システム会議),EUROCORR(欧州腐食学会),の委員会等で活動中

腐食防食学会の理事,Web・広報委員長,材料のパフォーマンス研究会幹事

 腐食防食学会の研究事業委員会・大気腐食分科会・電気電子小委員会・住宅環境の腐食分科会等の委員

ISO/TC156(金属及び合金の腐食)プロジェクトリーダー(付着物拭取法,データサイエンスを用いた大気腐食評価手法),WG4(大気腐食)副主査,WG6(腐食試験の一般原理)主査,SWG2(データサイエンスを用いた腐食防食技術)主査

九州大学講師,タイAPEC大気腐食シンポジウム招待講演

腐食防食学会,日本鉄鋼協会等技術セミナー講師(大気腐食,電子部品腐食,設備維持管理,高分子材料劣化 等)

国立研究開発法人物質・材料研究機構腐食データ審査員

「わが国における腐食コスト報告書」日本防錆技術協会編,編集委員 など

受講概要

このセミナーで解決できる課題

  • 電子部品の不具合が原因究明されないまま交換で処理され、腐食・劣化データが社内に蓄積されない
  • 温湿度や結露、異種材料の組み合わせによる腐食リスクを設計段階で十分に見積もれていない
  • 加速劣化試験の条件設定に根拠が乏しく、市場環境での劣化を再現できず寿命予測の精度が上がらない

こんな方におすすめ

  • 車載機器など電気・電子部品の設計や製造に携わる技術者
  • 電子部品の品質管理・品質保証を担当し不具合解析に関わる方
  • 腐食や劣化の評価手法・試験法を基礎から学びたい若手担当者

よくある質問

腐食や材料の専門知識が無くても受講できますか?
予備知識は特に必要ないとされています。電子機器・部品を構成する金属・高分子材料の特徴や腐食・劣化のメカニズムといった基礎から順に解説する構成のため、材料分野を専門としない設計・品質部門の方も内容を追いやすい講座です。
会場とWEBのどちらで受講できますか?
会場(TH企画セミナールーム)とWEBのいずれかを選択できます。WEB受講の場合はライブ配信に加え、7日間のアーカイブ配信があり、期間中は何度でも視聴できます。開催は12/15の10:00〜16:00で、受講料は49,500円です。
具体的にどのような内容を学べますか?
腐食・劣化の基礎と主な損傷形態、劣化しやすい環境と材料の理解、加速劣化試験方法、評価装置と評価手法、実際のトラブル事例とその対策の着眼点までを扱います。最後に質疑応答の時間も設けられています。

プログラム

1. 電子機器・部品の腐食・劣化の基礎
1.1. 電子機器・部品を構成する材料の特徴
1.2. 腐食・劣化のメカニズム
1.3. 主な腐食・劣化損傷形態

 

 

2. 電子機器・部品の加速劣化試験
2.1. 劣化しやすい環境と材料の理解
2.2. 加速劣化試験方法

 

 

3. 電子機器・部品の腐食・劣化の評価技術
3.1. 腐食・劣化の評価装置
3.2. 腐食・劣化の評価手法

 

 

4. 電子機器・部品のトラブル事例と対策
4.1. トラブル事例と対策の紹介
4.2. トラブル対策,腐食・劣化対策の着眼点

 

 

 

質疑・応答

受講形式

会場・WEB 

オンラインでご参加の方は、事前にこちらでZoomの接続環境をご確認ください。
スムーズな受講のため、カメラ・マイク・スピーカーの動作をご確認ください。

受講対象

電気・電子部品の製造,設計に関わる方

電気・電子部品の品質管理、品質保証を担当する方

電気・電子部品の腐食や劣化でお困りの方

電気・電子部品の使用環境を理解したい方 など

予備知識

特に必要ありません。

習得知識

1)電子機器・部品を構成する金属・高分子材料の腐食・劣化メカニズム

2)温湿度など使用環境と材料の組み合わせによる腐食・劣化リスクの捉え方

3)電子機器・部品の腐食・劣化を再現・評価する加速劣化試験の考え方と試験方法

4)腐食・劣化状態を把握するための評価装置・評価手法とその活用方法

5)実際のトラブル事例から学ぶ、不具合発生メカニズムと原因究明の着眼点

6)電子機器・部品の腐食・劣化トラブルを未然に防ぐための防食・劣化対策

7)材料・使用環境・評価結果を踏まえ、適切なトラブル対策につなげる実務上の考え方

講師の言葉

 電子機器・部品を構成する材料は主に金属材料と高分子材料であるが、その種類は様々であり、組み合わせにより複合材料(マルチマテリアル)となっている場合が殆どである。そして,回路に電圧や電流が印加されている場合も多く、独特な腐食・劣化形態となる。また、電子機器・部品が曝される環境は様々である。環境によって腐食・劣化しやすい材料とその形態は異なり,腐食・劣化メカニズムは複雑である。

 さらに、小さく,安価で、時に多数の部品がユニット化された電気機器・部品は、トラブル発生時に原因究明されることなく取替になる場合もあり、腐食・劣化データを蓄積・活用出来ていない場合が多い。

 そこで、本セミナーでは、材料と環境で決まる電子機器・部品の腐食・劣化の基礎を学んでいただく。電子機器・部品の曝される環境を理解した上で、腐食・劣化の加速劣化試験法や評価技術を学ぶことで、電気機器・部品の寿命予測精度が向上すると考える。また、電気機器・部品のトラブル事例を分かりやすく紹介し、実践的な腐食・劣化対策に触れていただく。

 電気・電子部品の腐食や劣化でお困りの方々は勿論、電気・電子部品の製造、設計に関わる方々や品質管理、品質保証を担当する方々にも参考になるエピソード、技術を発見できるかと思います。

受講者の声

電子機器・部品のような場合、複合材なので、劣化・腐食の要因がさまざまであることを知ることができた。あまり他にない内容で、よかった。細かい部分は専門的かつマニアックな内容だが、もし問題が起きたときの知見として有効だと思う。

多くの故障事例の説明を通じて、どのような視点でメカニズム調査をしていけば良いのかについて学びが得られました。海塩の影響など甘く見ていましたが、大変参考になりました。

普段なかなか勉強できない内容を詳しく解説いただけ参考になりました。セミナーの機会を作って戴きありがとうございました。

電子機器に対しての腐食、劣化の知識が得られた。事例が多かったことで参考になった。調査方法についても、様々なことを考慮して行う事が重要だと知識を得られた。

事例が豊富で実務に役立てられそうです。貴重なお話ありがとうございました。

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