受講概要
このセミナーで解決できる課題
- 化審法・安衛法・消防法など関係法令が多く、自社の取扱物質にどの規制が及ぶのか整理できていない
- 新規化学物質の届出や試験研究用途の免除範囲を判断する基準が曖昧で、対応が担当者任せになっている
- PFASやGX法、安衛法の自律的管理など法改正の動向を追い切れず、社内の管理体制の見直しが遅れている
こんな方におすすめ
- 研究・開発部門で新規化学物質の取扱いや届出を担当する技術者
- 品質保証・安全衛生・環境管理部門で化学物質管理を担う実務者
- 製造・物流部門でSDSや危険物、輸送規制に関わる担当者
よくある質問
- 化学物質の法規制について予備知識がなくても受講できますか?
- 特別な予備知識は求められていません。化学の基礎用語を理解していれば受講できる構成で、初級から中級の方を想定しています。法体系の全体像から段階的に整理して解説するため、化学物質管理を体系的に学び直したい方にも向いた内容です。
- 国内法令だけでなく海外の化学物質規制も扱いますか?
- 扱います。欧州のREACH・CLP規則・RoHS指令、米国TSCAといった海外法規制や国際条約の動向を紹介し、外為法による輸出入管理にも触れます。あわせてPFASやGX法、マイクロプラスチックなど近年の規制トピックも取り上げます。
- 受講形式とアーカイブ視聴の条件を教えてください。
- Zoomを利用したオンライン配信によるWEB受講のみの講座です。ライブ配信に加えてアーカイブ配信があり、7日間は何度でも視聴できると案内されています。開催日は12/18の10:00〜16:00で、講義の最後に質疑応答の時間が設けられています。
プログラム
1.化学物質管理の全体像と最新動向
1.1 化学物質管理の社会的背景と日本の化学物質法体系(事故・環境問題)
1.2 企業に求められる社会的責任
1.3 GX法・PFAS・マイクロプラスチックなど新たな潮流
2.研究開発段階に関わる法規制
2.1 新規化学物質の届出(化審法、安衛法)
2.2 試験研究用途の取扱いと免除範囲
2.3 バイオ関連物質・遺伝子組換えの規制(カルタヘナ法)
3.製造・輸入・流通段階の法規制
3.1 化学物質のGHS分類
3.2 化学物質のSDSとラベル表示
3.3 安衛法のリスクアセスメント
3.4 化審法の上市後の届出制度
3.5 毒劇法における化学物質の取扱い
3.6 消防法における危険物分類と取扱い
3.7 化管法(PRTR)の対象物質・届出
3.8 水質汚濁防止法
3.9 大気汚染防止法
3.10 化学物質輸送規制(陸上・海上・航空輸送など)
4.販売・用途別の規制
4.1 薬機法
4.2 その他の用途規制(農薬取締法、有害家庭用品規制法、食品衛生法)
5.廃棄・リサイクル段階の規制
5.1 廃棄物処理法と廃棄時の留意点
5.2 フロン・オゾン層保護関連法
5.3 サーキュラーエコノミーと化学物質管理
6.国際的枠組みと輸出入管理
6.1 化学物質管理の国際動向・国際条約
6.2 海外法規制(欧州REACH/CLP規則/RoHS指令、米国TSCA)
6.3 外為法・輸出入管理
7.化学物質管理体制の構築
7.1 化学物質管理(社内管理規則・役割分担・教育体制)
7.2 化学物質法規制・安全性情報の入手方法
7.3 今後の法規制動向
質疑・応答
受講形式
WEB受講のみ
※本セミナーは、Zoomシステムを利用したオンライン配信となります。
オンラインでご参加の方は、事前にこちらでZoomの接続環境をご確認ください。
スムーズな受講のため、カメラ・マイク・スピーカーの動作をご確認ください。
受講対象
・研究・開発、品質保証、安全衛生、環境管理、製造・物流の各部門の化学物質管理の担当者
・企業・研究機関・大学の化学物質管理者
・化学物質管理の基礎を体系的に学びたい初〜中級者 など
予備知識
特に必要ありません。化学の基礎用語を理解していれば十分です。
習得知識
1)化学物質法規制の全体像と体系的理解
2)各法令の目的・適用範囲・届出義務の把握
3)GHS分類・SDS/リスクアセスメントの基本
4)化学物質管理体制構築の手順
5)最新法改正の知識(GX法、PFAS等) など
講師の言葉
化学物質を取り巻く法規制は、研究段階から製造・輸入、販売、そして廃棄・リサイクルに至るまで多層的に構成されており、化学物質の研究者や化学物質管理の担当者が全体像を把握することは容易ではありません。本セミナーでは、化審法・安衛法・毒劇法・消防法・化管法・薬機法・廃棄物処理法など、化学物質のライフステージや用途に応じて関係する主要法規制を体系的に整理し、それぞれの目的・構造・適用範囲と実務上のポイントを具体例とともに解説します。
また、近年、制定・改正が進むGX法や安衛法の自律的管理、PFASなどの化学物質規制の国際動向など、最新の規制トピックも取り上げます。受講後には、個々の法令を単独で理解するだけでなく、法体系を横断的に捉える「判断軸」と、現場で実践できる「対応手順」を身につけていただける構成です。法令遵守にとどまらず、安全・品質・環境の三位一体で化学物質管理の対応力の向上を目指す方に最適な入門から中級レベルの講座です。
受講者の声
化学物質に関係する法規制の全体像が整理でき、それぞれの法令がどの場面で関係するのか理解できました。
化学物質関連の法令は横断的のため情報収集が難しいが、広く各法令の概要を知ることができた。
ライフサイクルに従い該当する法規制が分かり、整理しやすかったです。詳細は今後、学習していきます。
化審法や安衛法だけでなく、海外規制やPFASなど最新動向まで幅広く学べ、今後の実務に役立つ内容でした。ありがとうございました。
分かりやすい解説で内容についていけました。ありがとうございました。