オープンセミナー 会場受講WEB受講 エレクトロニクス化学機械

熱設計のための

伝熱工学の基礎とExcelによる熱伝導シミュレーション実践

~熱の挙動を予測するための基礎理論・差分法・Excel演習~

【会場/WEB選択可】ライブ配信+アーカイブ配信(7日間、何度でも視聴可)

熱の伝わり方を“見える化”し、熱設計の勘所をつかむための

熱設計では、解析ソフトを使うだけでなく、シミュレーションの結果を自分で考察できる力が重要です。熱伝導・対流・ふく射など伝熱工学の基礎から、Excelを用いた熱伝導シミュレーションまでを実践的に解説します。差分法による数値解析、薄板の冷却や発熱部品の温度分布などを実際に計算・可視化しながら、熱の挙動を予測し、熱設計に活かすための考え方とシミュレーションの基礎力を身につけます。

セミナー申し込み
開催日 2026年12月1日(火)
開催時間 10:00 〜 16:30
会場
受講料 1名:49,500円
同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合
1名:44,000円     
※消費税率10%込
テキスト PDF資料

講師紹介

明治大学 理工学部・専任准教授 小林 健一 先生

博士(工学)

略歴

1992年 慶応義塾大学大学院 博士課程修了

1992年 東京工業大学工学部 助手

1998年 明治大学理工学部 専任講師

2006年 同 准教授

著書

日本機械学会 伝熱ハンドブック ソフトウェア担当

丸善 エクセルとマウスでできる熱流体のシミュレーション 共著

学会

日本設計工学会(監事),日本機械学会,日本伝熱学会,日本冷凍空調学会,空気調和・衛生工学会,可視化情報学会

受講概要

このセミナーで解決できる課題

  • 3D-CAEで熱解析を行っても、得られた温度分布が妥当かどうかを自分で判断できない
  • 熱伝導率や熱伝達率、放射率といった物性値の意味があいまいで、解析条件を適切に設定できない
  • 伝熱を独学でしか学んでおらず、発熱部品の温度上昇をおおよそ見積もる手段を持っていない

こんな方におすすめ

  • 初めて熱設計を担当することになったエレクトロニクス・機械系エンジニア
  • 伝熱について体系的に学んだことがなく、独学で対応してきた技術者
  • 熱解析ソフトの計算原理を理解して結果を検証したい開発担当者

よくある質問

受講するにはどの程度の前提知識が必要ですか?
Excelの基本操作と、高校レベルの物理および数学(微分)の知識が前提とされています。伝熱を体系的に学んだ経験がなくても受講できる構成で、熱流束や熱伝導といった基礎事項の確認から講義が始まります。
プログラミング経験がなくてもシミュレーション演習についていけますか?
演習の中心はExcelのセル計算によるノーコードのシミュレーションです。配布されるExcelファイルを使い、自分のPCで計算を進めます。作業の自動化手段としてマクロ(VBA)にも触れます。
演習ではどのような熱伝導問題を扱いますか?
題材は2つあり、薄板の冷却を対象とした非定常一次元熱伝導と、発熱部品からの伝熱を対象とした定常二次元熱伝導を扱います。いずれも差分法で計算し、グラフやアニメーションで結果を可視化します。

プログラム

1.伝熱の基礎

  1-1 熱流束とは

    熱力学と伝熱の違い

  1-2 熱伝導

    熱伝導率の理解

    定常と非定常

  1-3 対流

    熱伝達率の理解

    熱伝達率の相関式による求め方

  1-4 ふく射

    放射率・形態係数の理解

 

 

 

2.Excelを用いたノーコード熱伝導シミュレーション

  2-1 科学技術計算に頻出する繰り返し計算のExcelでの対応法

  2-2 グラフを用いた結果の可視化・アニメーション

  2-3 数値計算の基礎:偏微分方程式の差分法による数値解析

  2-4 非定常一次元熱伝導(薄板の冷却)

  2-5 定常二次元熱伝導(発熱部品からの伝熱)

 

 

まとめ

 

Q&A

受講形式

会場・WEB 選択可

オンラインでご参加の方は、事前にこちらでZoomの接続環境をご確認ください。
スムーズな受講のため、カメラ・マイク・スピーカーの動作をご確認ください。

受講対象

熱設計にはじめて取りかかるエンジニア

これまで伝熱(熱の伝わり方)について,自己学習のみで,学んだことがない方

予備知識

Excelの操作

高校の理科(物理),数学(微分)

 

習得知識

1)熱伝導・対流・ふく射など、熱設計に必要な伝熱工学の基礎知識

2)熱伝導率・熱伝達率・放射率など、熱解析で用いる主要な物性値・パラメータの意味と考え方

3)熱伝導方程式と差分法の基礎、および熱現象を数値計算によってシミュレーションする考え方

4)Excelを用いた非定常一次元・定常二次元の熱伝導シミュレーションと、計算結果のグラフ化・可視化の方法

5)薄板の冷却や発熱部品の温度分布などを題材に、熱の伝わり方を予測・考察し、実際の熱設計に活かすための基礎力

講師の言葉

 3D-CAEの発展とともに,熱の伝わる様子をシミュレーションで確認することが普及してきましたが,シミュレーションの結果が正しいのか判断できないまま利用している方が多いようです。

 本講座では,ものを暖める・冷やす際の熱の伝わり方をまず確認し,汎用のソフトがどのように熱伝導現象をシミュレーションしているのかを学びます。配布するエクセルファイルを利用する事で,自分のPCで熱の伝わり方や単純な形状の熱伝導シミュレーションを実行し,高機能なソフトウエアと悪戦苦闘することなくおおよその見当をつけられることを目標とします。

 主な項目は以下の通りです。

 ・熱の伝わり方に関する基礎事項の確認

 ・Excelによるノーコード(プログラミングをしない)物理シミュレーション

 ・マクロ(VBA)によるExcelの作業自動化

 ・差分法による熱伝導のシミュレーション

準備物

Excel(通常版)のインストールされたPC(Windows または Mac)

受講者の声

伝熱の基礎からシミュレーションのためのエクセルの操作方法までお教え頂き、理解を深めることができました。

非常にわかりやすい内容でした。簡易的に検討する際はかなり有用だと感じました。製品設計前の概算での熱伝導を計算できるので、今後の製品設計初期段階での確認に利用したいと感じた。

解析方法の基礎となる陽解法陰解法については非常にわかりやすい説明でした。伝熱もエクセルも素人だったので、分かり易く良かったです。
 

基礎から学べたのでよかった。わかりやすい解説で理解がすすみました。ありがとうございました。

会場で直接講義を聞け、講師とも相談できたので有意義でした。

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