熱設計のセミナー一覧 2026・2027年開催
電子機器や電源装置、モータ駆動系などでは、小型化と高出力化が進むにつれて部品の発熱密度が高まり、温度上昇が性能低下や寿命短縮、故障の要因となります。そのため、設計の初期段階から熱の発生と移動を見積もり、放熱経路を計画する熱設計は、製品の信頼性を左右する技術として重視されています。
熱設計をテーマとするセミナーでは、熱伝導・対流・放射といった伝熱工学の基礎から、熱抵抗による温度見積もり、ヒートシンクやファンを用いた冷却系の考え方、表計算ソフトやCAEツールを使った熱解析の進め方と結果の読み取り方などが一般に取り上げられます。密閉筐体での放熱と防水構造の両立といった、実装上の課題を扱う講座もあります。
受講者としては、機械設計・回路設計・実装設計を担当する技術者のほか、評価や品質保証の担当者も想定されます。熱設計に初めて取り組む方の基礎固めから、解析を実務に活かしたい中堅技術者まで、幅広い段階に対応した内容が見られます。
開催予定のセミナー(5件)
- 冷却系の熱設計と圧力損失計算の実践
- 電子機器の防水・密閉構造設計とエアリーク対策
- 伝熱工学の基礎とExcel熱伝導シミュレーション
- Fusion 360で学ぶ設計者CAEと結果の読み方
- 簡単な回路から学ぶアナログ設計と実装の基礎
よくある質問
- 熱設計の経験がない初心者でも受講できますか?
- 伝熱工学の基礎や熱抵抗の考え方から順を追って解説する講座が多く、熱設計に初めて取り組む方でも受講しやすい内容が見られます。各講座の対象者や前提知識の記載を確認し、ご自身の業務内容や経験に合ったものを選ぶとよいでしょう。
- 熱設計のセミナーではどのような手法やツールを学べますか?
- 熱伝導・対流・放射の基礎理論、熱回路網による温度計算、冷却部品の選定の考え方などが一般的な内容です。Excelを用いた熱伝導シミュレーションや、設計者向けCAEツールによる解析と結果の読み方を扱う講座もあります。
- 熱設計の知識はどのような業種や製品で必要とされますか?
- 電子機器、電源・パワーエレクトロニクス、車載機器、産業機械、照明機器など、発熱部品を含む製品を扱う幅広い業種で必要とされます。筐体の密閉化や小型化を進める製品では、放熱と構造設計を併せて検討する場面が多くなります。