オープンセミナー WEB受講 化学医薬食品・化粧品

乾燥・粉砕・造粒の基礎と機器選定、スケールアップ
~実戦的ノウハウから、コスパ重視のトラブル対策まで~
【WEB受講(Zoomセミナー)】ライブ配信+アーカイブ配信(7日間、何度でも視聴可)

粉体トラブル対策の失敗例・成功例から学ぶ!

「粉体/粒体」の「乾燥・粉砕・造粒」工程における物性に適した処理原理と装置選定のポイント、スケールアップの注意点やトラブル対策について、欧州の業界動向やAI・IoT活用も見据え、豊富な実例と粉体挙動の実演動画を交えて解説します。

 

セミナー申し込み
開催日 2027年1月12日(火)
開催時間 10:00 〜 16:00
会場 ※本セミナーは、WEB受講のみとなります。
受講料 1名:49,500円
同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合
1名:44,000円


※消費税率10%込
テキスト PDF資料

講師紹介

吉原伊知郎技術士事務所 所長 吉原 伊知郎 先生

技術士(機械部門)

日本粉体工業技術協会造粒分科会、アドバイザー

東京農工大学技術士会会長

略歴

1976年、東京農工大学工学部、化学工学科卒業、同年(株)奈良機械製作所、入社。
 乾燥。粉砕。造粒、表面改質の「粉体プロセス設計/開発」に関わる。
 計画設計部長、海外営業部長を経て1994~2001年、ヨーロッパ支社支店長。
 ドイツ駐在。
2002年より本社技術担当役員として勤務。
 日本粉体工業技術協会造粒分科会代表幹事として14年間担当。
 取締役部長、取締ヨーロッパ支店長を経て、2014年フェロー。
2015年1月より、吉原伊知郎技術士事務所開設、造粒分科会技術アドバイザー。
 技術士(機械部門)。
2022年度より、母校東京農工大学、技術士会会長に就任、現在に至る。

 

著作
「造粒ハンドブック」:日本粉体工業技術協会造粒分科会監修。編著。オーム社
「ものづくり高品位化のための微粒子技術」、大河出版。砥粒加工学会編
「難局打開の“造粒技術”」、サイエンス&テクノロジー社、
「粉体・ナノ粒子の創製と製造・処理技術」松本幹治/小波盛佳監修、テクノシステム社
よくわかる「粉体粒体ができるまで」 日刊工業新聞、2022年1月

 

所属
日本粉体工業技術協会、造粒分科会、元代表幹事。現技術アドバイザー。
技術士、(機械部門)日本技術士会会員。

受講概要

このセミナーで解決できる課題

  • 原料や製品の物性に合わない乾燥・粉砕・造粒の原理を選び、狙った機能を持つ粉体が得られない
  • 装置を大型化しただけでスケールアップを進め、実機で小型試験と異なる現象が起きてしまう
  • 粉体のつまり・付着・偏析・粉塵爆発などのトラブル原因を特定できず、対策費用がかさんでしまう

こんな方におすすめ

  • 粉体処理機械メーカーで装置開発を担当する若手技術者
  • 粉体・粒体製品を製造する化学・医薬・食品企業の工程技術者
  • 新材料研究で粉体プロセスの基礎を身に付けたい研究者

よくある質問

粉体工学の専門知識がなくても受講できますか?
専門知識は前提とされていません。講師が参加者の理解度を確かめながら進める形式で、粉体・粒体の製造や処理機器の製造・研究に関わる技術者や研究者であれば受講対象とされています。
受講形式とアーカイブ視聴の条件を教えてください。
Zoomを使ったオンライン配信のみの開催です。2027年1月12日10時から16時のライブ配信に加え、アーカイブ配信も用意されており、7日間は繰り返し視聴できる形式です。
造粒方式はどの範囲まで扱われますか?
転動・攪拌・押出・解砕・圧縮・噴霧・流動層造粒や球形化装置を取り上げ、多くはモデルによる実演動画で挙動を確認します。溶融造粒や液相反応造粒、複合式なども紹介され、前処理の混合や機器選定の考え方も解説されます。

プログラム

1、はじめに;粉体技術を俯瞰する。
① 目的の機能を付与する粉体技術。
 1. 化学工学的な処理として「物性の変化する粉体処理」の対応
 2. 機能性微粒子の扱い例
 3. 粉体/微粒子であるが為の問題点
 4. 機能性微粒子にする業界別の目的
② 気体や液体と異なる「粉体/粒体」を操る、単位操作
 1. 気体・液体の「連続体」に対する「離散体」の特徴
 2. 「粉体」と「粒体」の違い
 3. 偏析現象は、「粉体/粒体」独特の特徴
 
 
 
2、乾燥処理技術の分類と実際(原料/製品の物性に合わせた原理を選定する)
① 乾燥装置の俯瞰
② 乾燥装置の選定デシジョンツリーの考え方。
③ スケールアップは、「現象の規模を大きくすること」であり、
 「装置のサイズを大きくすること」ではない。 事例を挙げて解説。
④乾燥に伴うトラブルとは? 「流動層中の粉体挙動」を実際に動画で見てみる。
 
 
 
3、 粉砕処理技術の分類を実際 (目的に合わせた原理を選ぶ)
① 原理の分類と、装置の選定基準、目的に合致する原理とは。
② 装置内で何が起こっているか、透明模型で見る。
③ 上流側・下流側の影響とは何か?
④ 粉砕機のトラブルとは? その解決策は?
 
 
 
4、造粒技術の分類と実際。 (原理を理解し製品の目的に合わせる)
① 前処理の混合に関する理解
② 造粒原理の分類とその原理を使った装置群
 1. 転動造粒・・・モデルによる実演動画。
 2. 攪拌造粒・・・モデルによる実演動画。
 3. 押出造粒・・・モデルによる実演動画。
 4. 球形化装置・・・・モデルによる実演動画。
 5. 解砕造粒・・・モデルによる実演。
 6. 圧縮造粒・・・資料による説明。
 7. 噴霧造粒・・・資料による説明、スケルトンモデル実演動画
 8. 流動層造粒・・モデルによる実演動画;流動現象と、バインダー添加。
 9. 溶融造粒、液相反応造粒、複合式、その他の造粒方式の紹介。
③造粒現象の理解。(正しい造粒機を選定するには、粉体現象を把握する事)
 
 
 
5、粉体トラブル現象の理解と対策、
① つまる、くっつく、摩耗する、
② 洩れる、流れる、飛んでゆく、
③ 蓄熱、発火、粉塵爆発、
④ 偏析。(透明アクリル小型モデルで偏析現象を体感する)
⑤ 粉体トラブル対策の一般的対策。
 
 
 
6、粉体によるトラブル対策の「エスケープルート方式」提唱
① 事前対策、事後対策、それ以外にもある。
② エスケープルート対策、コストパーフォーマンスの優れた方式。
③ 正しい原因を把握し、見合った対策を取る。事例を挙げて解説。
 
 
 
7、おわりに
・これからの日本の物造りにおける「微粒子取り扱い技術の重要性」
・AIは、どこまで信用できるか。ハルシネーションを避けて使う。
・データーサイエンテスト+プロセスエンジンジアー+ケミストのチーム作り。
 
 
Q&A
 
 
講義の中で、透明アクリル粉体挙動確認モデル(Powder Phenomenon Skelton Mode®)に、実際に粉を入れて動かす動画を紹介し、装置の中で粉体/粒体がどのような挙動を示すものかを観察・体感します。

受講形式

WEB受講のみ

 ※本セミナーは、Zoomシステムを利用したオンライン配信となります。

オンラインでご参加の方は、事前にこちらでZoomの接続環境をご確認ください。
スムーズな受講のため、カメラ・マイク・スピーカーの動作をご確認ください。

受講対象

・粉体粒体の分野で、処理機械を製造している「機械メーカー」の若い技術者
・粉体粒体を作って製品を販売している 「機器ユーザー」の技術者
・新しい材料を研究していて、「粉体粒体のプロセス」を学びたい研究者
・通常は見えない「機器内部の粉体粒体の挙動」を透明モデルで見たい機器運転者 など

予備知識

特に専門知識は必要ありません。参加者の理解を確認しながら進めます。
粉体、粒体の製造、あるいは粉体処理機器の製造、研究にかかわっている技術者・研究者なら、どなたでもOKです。

習得知識

1)粉体処理技術を俯瞰した理解
2)自分が属している業界以外の様々な粉体取り扱い知識
3)目的機能を発揮する正しい原理の選定知識
4)トラブルの原因と結果・予測と対応の実例を知識ばかりではなく体感として得られる
5)コストパフォーマンスの良い、「初期投資低減型のトラブル対策例」
6)「流動層」を見たことが無い人も、透明アクリル小型装置で体感できる
7)「フィードバック方式」とは何か、小型スケルトンモデル動画で体感できる
8)「粉の偏析」とは何か、実際に動画で、偏析現象を見ることができる など

講師の言葉

 現代の先端技術分野では、材料として「粉体/粒体」を扱うプロセスの構築が必須です。
そのためにはプロセス内での粉体物性の変化/挙動を、十分把握することが欠かせません。
 本セミナーでは固体粒子+液体+気体の混在した「混相流体の流動性の変化」「付着性の変化」を、事例を挙げて解説するとともに、「透明アクリル小型粉体挙動スケルトンモデル™」を駆使して、「体感」として粉体の動きを観察して考える経験を、セミナー内で行います。 現象を観て「自分で気が付く事、対策を考える事、アイデアを具現化する事、評価する事」が必要です。
特に「乾燥処理、粉砕処理、造粒処理」は、行程中に物性が大きく変化するので、トラブルが多く、注意が必要であり、目的機能付与に対する「正しい処理原理を選定」し、「その原理を使っている装置を採用」することが、求められます。
 これを間違えると、いくら乾燥・粉砕・造粒処理を行っても、出来上がった製品である「粉/粒」が、目的の機能を発揮しないことがあります。
ヨーロッパの粉体業界の動向を見据えながら、AIやIoTの活用にも欠かせない粉体の挙動(原因と結果)の理解を、トラブル対策の失敗例・成功例として、講師の体験から解説します。 視聴者参加型とし、記憶に残るセミナーとする予定です。

受講者の声

これまで経験に頼っていた設備選定やトラブル対応について、原理から理解できました。特にスケールアップの考え方は新たな気づきが多く、今後の設備設計や改善業務に生かせると感じました。

閉塞や付着、偏析などの原因と対策が具体的で、現場で抱えている課題の解決に役立つ内容でした。

粉体の挙動を動画で確認でき、乾燥・粉砕・造粒の原理と装置選定の考え方がよく理解できました。実務に役立つ内容で非常にためになりました。

実例が豊富で分かりやすく、現場で役立つ講義だったと思います。視覚的にも楽しめました。

なかなか見ることのできない動画をみられ、イメージが膨らみました。

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