はんだ接合部の故障メカニズムと信頼性評価・向上技術

~疲労クラック、マイグレーション、高温・高電流環境での劣化とAIによる3Dクラック評価【WEB受講(Zoomセミナー)】ライブ配信+アーカイブ配信(7日間、何度でも視聴可)

はんだ接合部のトラブル防止と信頼性向上のための

はんだ接合部の疲労クラック、ボイド、イオンマイグレーション、金属間化合物の成長など、故障メカニズムと信頼性向上対策を解説。高電圧・高電流・高温環境で問題となるエレクトロマイグレーションやサーモマイグレーションの発生要因と評価方法、EBSDによる故障解析、AI・X線CTを活用した非破壊3Dクラック評価、熱衝撃試験の時間短縮技術まで、試験・解析事例を交えて習得できます。

セミナー申し込み
開催日 2027年1月25日(月)
開催時間 13:00 〜 17:00
会場 ※本セミナーは、WEB受講のみとなります。
受講料 1名:44,000円
同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合
1名:38,500円


※消費税率10%込
テキスト PDF資料

講師紹介

株式会社クオルテック 取締役 執行役員 高橋 政典 先生

略歴

昭和61年ハリマ化成(株)
・変性ロジン等 フラックス,接着剤用樹脂の開発
・ソルダーペースト,フラックスなど はんだ材料の開発
・はんだバンプ形成などの材料系工法開発
平成16年(株)クオルテックに参加
・はんだ付け部の不良解析,分析
・はんだ付け材料評価
・はんだ付け部の信頼性試験
・受託研究
 ボイド発生メカニズム研究,新規バンプ工法開発,エレクトロマイグレーション,
 高温領域でのはんだ付け信頼性,ペースト増粘メカニズムの研究,実装信頼性短縮化,
 はんだクラック改善

受講概要

このセミナーで解決できる課題

  • 熱衝撃試験に長い時間がかかり、はんだ接合部の信頼性評価が開発スケジュールを圧迫している
  • 断面観察だけではクラックの進展状況を正確につかめず、寿命の見積もりに不確かさが残る
  • パワーエレクトロニクス製品の高温・高電流環境で起こるマイグレーションへの評価方法が定まっていない

こんな方におすすめ

  • 基板実装でのはんだ付け工程や品質管理を担当する技術者
  • はんだ接合部の信頼性試験や故障解析を行う品質保証部門の担当者
  • パワーエレクトロニクス製品の実装設計・評価に携わる開発者

よくある質問

受講にはどのような前提知識が必要ですか?
はんだ実装に関わる業務経験があれば、特別な予備知識は必要ないとされています。受講対象もはんだ実装に関わる方であれば制限は設けられていません。なお、コフィンマンソン式の計算など測定結果のデータ処理は扱わない内容となっています。
受講形式はどのようになっていますか?
Zoomを利用したオンライン配信によるWEB受講のみです。ライブ配信に加え、7日間のアーカイブ配信があり、期間中は繰り返し視聴できます。開催日は2027年1月25日13時から17時、受講料は44,000円です。
信頼性試験の時間短縮についてどのような内容を学べますか?
X線CT像をAI処理して得られる3Dクラック率(クラック面積)を指標とし、熱衝撃試験時間を短縮する手法が詳しく解説されます。そのほか液相熱衝撃、HALT、EBSD法による推定、シミュレーションの活用といった方法にも触れます。

プログラム

1.はんだ付け部の信頼性
(1)信頼性評価項目
(2)はんだ付け部の故障項目

 

2.はんだ付け部の故障
(1)製造後 間もない故障(初期故障)
(2) クラック
  ・疲労によるはんだクラックと製造時の剥離
  ・冷熱衝撃試験
  ・試験方法
  ・はんだクラック進展と断面評価の問題
  ・ボイドおよび引け巣の影響(AIを利用したボイドの計測方法を含む)
  ・EBSD法によるクラック解析
(3)エレクトロケミカルマイグレーション(イオンマイグレーション)
(4)金属間化合物層の成長
(5)腐食,ウィスカー

 

3.高電圧,高電流下(高温)でのはんだ付け部信頼性
(1)はじめに(高電圧、高電流がはんだ付け部に及ぼす影響)
(2)エレクトロマイグレーション
(3)サーモマイグレーション
(4)エレクトロケミカルマイグレーション(イオンマイグレーション)
  ・高電圧での放電
  ・高電圧下でのエレクトロケミカルマイグレーション(イオンマイグレーション)
  ・高温下でのマイグレーション
(5)金属間化合物層の成長による接合性低下

 

4.パワーサイクル試験の紹介

 

5.信頼性試験に有効な新規測定手法
・高/低温時の反り・変形測定(プロジェクションモアレ方式)
・AIを利用した非破壊はんだクラック三次元測定手法(3Dクラック測定)と進展実験

 

6.試験時間(信頼性)短縮の可能性
・断面ではなくクラック面積を指標にすることで大幅な熱衝撃時間短縮,
・その他:液相熱衝撃,HALT, EBSD法で推定,シミュレーションの利用

 

7.IPC規格:電子組立品の許容基準

 

質疑応答

受講形式

WEB受講のみ

 ※本セミナーは、Zoomシステムを利用したオンライン配信となります。

オンラインでご参加の方は、事前にこちらでZoomの接続環境をご確認ください。
スムーズな受講のため、カメラ・マイク・スピーカーの動作をご確認ください。

受講対象

はんだ実装に関わっている方であれば制限はありません。

予備知識

はんだ実装に関わっている方であれば、特に必要ありません

習得知識

1)はんだ接合部の主要な故障モードと発生メカニズム

2)疲労クラックの発生・進展メカニズムと信頼性向上対策

3)ボイド・金属間化合物・腐食・ウィスカが接合信頼性に及ぼす影響

4)高電圧・高電流・高温環境における各種マイグレーションの発生要因と評価方法

5)冷熱衝撃試験・パワーサイクル試験などの信頼性評価方法と故障解析技術

6)AI・X線CTによる非破壊3Dクラック評価と信頼性試験の時間短縮技術

※コフィン・マンソン式による計算など、測定結果の数値処理については本セミナーでは扱いません。

 

講師の言葉

 信頼性は「物理的,化学的要因で複合ストレスが、順列的もしくは同時に進み、劣化が製品耐力を越えた時点で故障に至る。」とされます。はんだ付け部では、「はんだクラック」「エレクトロケミカルマイグレーション(イオンマイグレーション)」他に「金属間化合物層の成長」「腐食,ウィスカ」が故障に至る主な原因になります。また、近年注目されている高電圧,高電流のパワーエレクトロニクス製品では、はんだ付け部が高温になることで「エレクトロマイグレーション」「サーモマイグレーション」等の新たな懸念も高まっています。

 本セミナーではこの6項目について、マイグレーション発生などの動画も交え説明し対策を考えます。「エレクトロマイグレーション」「サーモマイグレーション」については、試験方法も確定しておりませんので、当社で実施している 比較的 簡易な試験片作製や試験方法も紹介します。
 そして最後に、信頼性試験の時間短縮について考えてみたいと思います。特にX線CT像をAI処理し3Dクラック率(面クラック)を指標に取り入れることで、熱衝撃試験時間を大幅に短縮する手法について詳しく述べます。

受講者の声

はんだクラックの主要因やECMの起こりやすい条件等が実例を持って説明されていたのでわかりやすかった。

有用な情報が満載でした。受講できて本当によかったです。ありがとうございました。

参考になりました。現在の流れも踏まえて説明して下さり、とても参考になった。

業務と直結した内容で見識を深めることが出来ました。EMについては打ち合わせもさせて頂いていますが、実際に評価をお願いしたいと思っています。

本日はありがとうございました。クラックやマイグレーション等とても参考になりました。自分の中での理解が進みました。

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