受講概要
このセミナーで解決できる課題
- 設計変更の影響範囲を見誤り、手戻りや市場不具合、リコールにつながってしまう
- 変更点・変化点の抽出に漏れがあり、設計審査で問題を事前に見つけられない
- コスト低減や納期短縮を優先した設計変更で、品質とのバランスが崩れてしまう
こんな方におすすめ
- 製品の企画・開発・商品設計を担当し、設計変更の判断に関わる技術者
- 生産設備や生産治具の設計を担当している設計者
- 設計審査員やレビューを担う品質管理部門の担当者
よくある質問
- 受講形式はどのようになっていますか?録画視聴はできますか?
- Zoomを使ったオンラインのライブ配信のみで実施され、録画視聴はありません。講師から復習用のツールが提供されるほか、受講後も講師へ質問できる案内となっています。
- 受講にあたって前提知識は必要ですか?
- 予備知識は不要とされています。ただし、講師の著書がメインテキストとして事前に配布されるため、受講前に目を通しておくことが推奨されています。
- どのような内容を学べますか?
- 設計変更で品質トラブルが起きる原因、悪い設計変更と良い設計変更の見極め方、変更点・変化点の抽出と管理、QCDを考慮した判断ポイント、設計審査の着眼点などを、火災事故などの事例とグループ実習を通して学びます。
プログラム
1.セミナーを有効にする基礎固め
1-1 間違いだらけのトラブル未然抽出法
1-2 従来の失敗事例集で設計力は向上しない
1-3 間違いだらけの設計フロー
1-4 悪い設計変更とは/良い設計変更とは
1-5 悪い設計変更の要因とその解消法
1-6 良い設計変更の賢い進め方
2. Q(品質)に関する悪い設計変更/良い設計変更
2-1 なぜQ(品質)が設計変更の筆頭なのか?
2-2 データで理解するQ(品質)の重要性
2-3 Q(品質)に関する設計変更の内訳
2-4 信頼性に関する設変事例:スチ-ム式加湿器の火災事故
2-5 性能に関する設変事例:ゴム材料の最適な選択
3.グループ実習と解説
3-1.足裏電動マッサージ器の窒息事件
3-2.良い設計変更を施す
3-3.発表と審査
質疑・応答
受講形式
WEB受講のみ
*本セミナーは、Zoomシステム使用したオンライン配信(録画視聴無し)となります。
*セミナー内容を、確実に実践に活かしていただけるよう復習ツールを講師からご提供します。
また、受講後も、講師への質問をお受け致します。
オンラインでご参加の方は、事前にこちらでZoomの接続環境をご確認ください。
スムーズな受講のため、カメラ・マイク・スピーカーの動作をご確認ください。
受講対象
・企業の企画、開発、商品設計、生産設備設計、生産治具設計、品質管理、設計審査員
・どうしたら、品質問題をなくせるか悩んでいる方
・悪い設計変更が理由で、企業収益の圧迫や開発遅延の悩んでいる方 など
予備知識
必要ありません。
事前に配布する書籍に目を通しておくことをお勧めします。
習得知識
1)設計変更で品質トラブルが発生する原因とメカニズム
2)「悪い設計変更」と「良い設計変更」の見極め方
3)変更点・変化点を漏れなく抽出・管理する方法
4)手戻り・不具合・リコールを防ぐ設計変更の進め方
5)QCDを考慮した設計変更の判断ポイント
6)設計変更時における設計審査・レビューの着眼点
7)実際の失敗事例から学ぶトラブル未然防止策
8)設計変更を品質・コスト改善につなげる実践手法
講師の言葉
技術者の四科目とは、「QCDPa」です。QCDPaとは、Q(Quality、品質)、C(Cost、コスト)、D(Delivery、期日)、Pa(Patent、特許)の四科目です。たったの四科目ですが、実は掛け算なんです。 Q×C×D×Pa=? ゼロがひとつでもあれば、イコール・ゼロ 例えば、・・・
① Q=0:設計ミスや製造ミスによる欠陥商品である。顧客の財産や命までも奪い去る社告・リコールは、いつまでも収束しない。
② C=0:高コストで物は売れない。隣国の工業界が急進したため、低コスト化戦略では日本企業が大きく後退した。
③ D=0:今や「D」は、「開発スピード」と訳す時代であり、訳せない前記の日本企業が衰退した。
④ Pa=0:近年では、韓国と米国のスマートフォン企業の壮絶な特許紛争が、特許調査や特許出願の重要性を物語っている。日本企業は如何に。
一方、QCDPaの四科目の中でもっとも重要な科目は、「Q」です。しかし、今や「Q」だけでは戦えない時代となったのです。ところが、無理やり戦おうとすると、前述のQCDPaをむやみに「設計変更」します。そうすると、QとCのバランスを崩して、社告・リコールの原因となり、「負のスパイラル」へと嵌ります。これが今、隣国企業に追いつかれ、追い越された日本企業の焦りとなっています。
そこで本セミナーは、QとCに特化して、焦りでゆがんだ設計姿勢を矯正します。
進呈
講師著書:「ついてきなぁ!悪い『設計変更』と良い『設計変更』 」(日刊工業新聞社)を進呈します。
メインテキストとして使用します。
受講者の声
日本の現状と海外特にアジア圏のメーカーとの差が実体験をもとに語られていたのが良かった。自身の携わっている案件(設計変更)を整理/振り返りをするきっかけとなった。
非常にわかりやすく、興味を持って受講できました。私の業務でも生かせる内容が多くありましたので、参考にいたします。ありがとうございました。
設計書自体は導入していたが、本セミナーの設変分析表を参考に見直ししたいと思います。QCDPaにおいて、価格競争が激しくC>Qになりがちになっておりもう一度原点に戻りたいと思います。具体的事例も多く紹介いただき大変わかりやすかったです。
設計変更の勘所の概要がわかり、参考になりました。グループワークを挟んだ方がより理解が深まったように感じます。
内容が盛り沢山で、自分で復習しながらまとめる必要を感じた。業務に直結する内容ばかりだったので今後の業務に活かしていきたい。